コルギって何? Part2

前回に引き続き、今回もコルギについて書かせて頂きます。
コルギの歴史、世の中のイメージついて前回は書かせて頂きました。今回はその深堀り(痛みについてと、施術受ける際の注意点)をしていきたいと思います。
痛ければ痛いほど効果がある訳ではない

コルギといえば「痛いほど効く」というイメージも定着していますがそれは大きな間違いです。マッサージと違い、骨や筋膜にアプローチする以上、ある程度の圧が必要なのは事実です。
ただし“痛さ”が効果と比例するわけではありません。むしろ過度な刺激は炎症や緊張を招き、本来目指すリフトアップや血流改善の妨げになることもあります。
「痛くなくても効果を実感できる」が新たな常識であり、受ける側も「痛み=効き目」の先入観を見直し、安心してリラックスできる状態が最善の効果を感じられます。
どれくらいの圧がベストなの?

10段階でいうと3〜6程度:刺激は感じるが、緊張やストレスにならない圧が理想とされています。
【具体的な感覚】
・歯を食いしばらない
・深呼吸が出来る
・痛気持ちいと思えるくらいの圧
この感覚が一番理想的とされています。
また、痛みに強い人、鈍感な人もいると思います。
こういった場合、筋肉の緊張が少なく強い圧にも耐えられる為、深部の組織までアプローチしやすいケースと、違和感を自覚しづらく、逆に過剰な刺激を気づかずに受けてしまい、翌日にむくみや炎症が出てしまうケースがあります。初めて受ける方はしっかりとカウセリングから行ってくれるサロンを選びを心がけて下さい。
施術前にしっておきたい注意点(受けられない人)

顔に圧をかけること以外にどんなことをするのか?
知らない方の為に施術の流れや術後の注意点をいくつかご紹介します。
・クレンジングを行う
・摩擦を防ぐためにオイルを顔に塗布する
・術後は血流が良くなるため飲酒は控える
・好転反応で赤みがでる場合もある
これらのことを知っておくだけでもサロンに行く際の参考になると思います。また、以下のような場合サロンでお断りされるケースもあるので重ねて注意して下さい。
・妊娠中の方(ホルモンバランスが不安定の為)
・骨粗鬆症の方(圧によって骨折のリスクがある為)
・歯列矯正やインプラントの治療中(歯並びや治療部位に影響がでる可能性がある為)
・美容整形を受けている(整形部位に負荷がかかり、形状が崩れる恐れがある為)
サロンによって違いはあるので一般的なものをここまでは纏めました。次回はコルギで小顔になる原理について説明していきたいと思います。