コルギって何? Part4

第四回は効果の継続、通うべき頻度に関して解説していきます。
コルギの効果はどれくらい続く?

コルギは、1回でも「顔が小さくなった」「目がぱっちりした」といった即効性を感じる方は多くいますが、その効果は永続的ではありません。
初めての施術では、骨や筋肉に元のクセが残っているため、約1〜2週間で元に戻る傾向があります。これは、筋トレで一時的に筋肉が張っても、継続しなければ元に戻るのと同じ理屈です。コルギを“顔の筋トレ”と捉えると、効果の仕組みが理解しやすくなります。
また、施術後は老廃物の排出が進み、血流やリンパの流れが改善されるため、多くの人が一番効果を実感できるのは2〜3日後です。ただし、生活習慣(頬杖・食いしばり・施術後直ぐの暴飲暴食等)が乱れていると、戻りやすくなるため注意が必要です。
理想的な通い方と“戻りにくい美しさ”の育て方
筋トレと捉えると理解しやすいと先ほどお伝えした通り、コルギも継続的に行うことでお顔に効果が馴染んできます。
筋トレを初めた頃、あんなにも辛かった腹筋20回が、継続する体が慣れて辛さが軽減されるとの同じです。コルギも継続的に行うことで効果の持続力が上がります。
初めてコルギを受けた人と、継続的に受けている人とではどれくらい効果の持続期間が違うのかをグラフに纏めました。

※体感に個人差があります
初めて施術を受けた人と、継続的に受けている人とでは、施術後一週間を目処に差が開いていくと言われています。
効果を定着させるには、最初は7~10日間に1度くらいの施術を2〜3ヶ月継続するのが理想的です。この期間で骨格や筋膜のバランスが安定し、顔の形が“戻りにくい状態”へと変化していきます。
その後は、月1回のメンテナンス施術で十分に美しさをキープ可能。こ筋トレで筋肉を維持するために定期的なトレーニングが必要なのと同じ。美しさも“育てて、維持する”ものなのです。
さらに、施術の効果を長持ちさせるには、セルフケアの併用が重要です。リンパマッサージやセルフコルギ、EMS機器の活用など、自宅でもできるケアを取り入れることで、サロンでの施術効果が倍増します。
また、日常のクセを見直すことも忘れずに。頬杖や片側だけで噛む習慣、枕の高さなど、無意識の行動が顔の歪みに繋がることもあるため、意識的な改善が必要です。
コルギは、ただのリラクゼーションではなく、骨格から美しさを育てる“構造改革”の施術。通う頻度と生活習慣の見直し次第で、効果の持続性は大きく変わります。
一時的な変化に一喜一憂するのではなく、“戻りにくい美しさ”を育てる視点を持つことが、コルギを最大限に活かす秘訣です。